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Q. 親子DNA鑑定等のためのDNA採取はどのようにして行われるのですか?
- 鑑定用に滅菌された綿棒状の器具を用いて口の中の粘膜(及び唾液)から採取します。痛みは全くありません。
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Q. どこでDNA鑑定のための採取が行われるのですか?
- 当事務所または、ご指定の場所で出張にて行います。
京都、神戸、名古屋、岡山、広島、愛媛、香川、徳島、高知、静岡、札幌など全国へ出張採取に参ります。韓国(ソウル、釜山)、中国など海外にも出張させていただいております。
- 当事務所または、ご指定の場所で出張にて行います。
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Q. 出張によるDNA鑑定は可能ですか?
- 出張可能です。原則として出張費用1万5千円(遠方の場合は別途お見積)と、実費交通費がかかります(出張採取が多い地域については出張費用をいただかないことがあります)。
海外への出張採取も実施しております。ちなみに、当事務所の出張が多い地域は、大阪府、兵庫県(とくに神戸市内)、京都府(とくに京都市内、舞鶴市内)、福井県岡山県、広島県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、愛知県(とくに名古屋市、一宮市)、静岡県(とくに清水市、三島市、浜松市)、東京都、北海道(とくに札幌市、江別市)、海外では韓国(ソウル、釜山)ですが、ほとんどのケースで出張費用1万5千円の範囲内での対応となっております(海外は5万円)。
- 出張可能です。原則として出張費用1万5千円(遠方の場合は別途お見積)と、実費交通費がかかります(出張採取が多い地域については出張費用をいただかないことがあります)。
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Q. DNA鑑定のための検査は、各当事者でばらばらで受ける事ができますか?
- 可能です。日程、場所についてご相談させていただきます。ただし、公的DNA鑑定に限ります。
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Q. 当事者が、大阪と東京にいます。出張費用を教えてください。
- 大阪の方のご自宅等への出張費用は前記のとおりです。東京への出張も、追加して同様の費用がかかりますが、当事務所提携DNA鑑定機関ローカス東京本社(東京都世田谷区粕谷1-12-26)にご来所いただける場合は、出張料、実費交通費は不要です。
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Q. すぐにDNA鑑定のための検査を受けることができるのですか?
- ご予約、ご相談の状況によっては、可能です。できるだけ、1週間以上前にご予約ください。
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Q. 何時までDNA鑑定の予約が可能ですか?
- 基本的に夜6時までですが、それ以降でもご予約していただくことが可能です。出張採取の場合も同様ですが、鑑定採取者が交通機関を利用して当日中に大阪に戻ることが難しい場合は宿泊費用を別途申し受ける場合がございます。
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Q. DNA鑑定のための相談のためにうかがうことは可能でしょうか?費用は?
- 可能です。費用はかかりません。ご予約の上、ご来所ください。法律相談も無料です。必要な場合は、弁護士や司法書士、紛争処理機関なども紹介いたします(紹介料不要)。
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Q. DNA鑑定の料金はいつ支払えばよいですか?
- DNA採取当日または後日銀行口座振込によりお支払いください(鑑定手続は入金確認後となります)。クレジットカード(VISA、マスターカード、American Express)でのお支払いも可能です。
- DNA採取当日または後日銀行口座振込によりお支払いください(鑑定手続は入金確認後となります)。クレジットカード(VISA、マスターカード、American Express)でのお支払いも可能です。
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Q. 費用の分割払いができますか?
- クレジットカードのご利用により可能です。カード利用時に支払回数をご指定いただけます。
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Q. DNA鑑定のための採取にどのくらいの時間が必要ですか?
- 採取には、個人情報に関する同意書についての説明と、採取で30分から1時間程度要します。
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Q. DNA鑑定の検査結果はどれくらいでわかりますか?
- 親子鑑定の場合、約7~9営業日以内に検査が終了します。結果連絡を電話・FAX・Eメールでご希望の場合はすぐに結果をお知らせします(ただし、私的鑑定の場合、上記対応をさせていただく場合は、鑑定書の送付はございません)。鑑定書は、それから約1週間でお届けします。おおよそ2週間~3週間程度で鑑定書が到着するとお考えください。
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Q. 何歳からDNA鑑定は受けることができますか?
- 年齢による制限は全くありません。産まれてすぐに採取可能です。
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Q. 子供がまだ生まれていませんが、DNA鑑定が可能なのでしょうか。費用はいくらくらいでしょうか。
- 妊娠9週目から可能です。病院で血液採取をしていただくことになります。女性10CCを二本、男性6CC1本といった少量の血液で父子鑑定を行うことが可能です。費用は、24万5千円です。別途病院での血液採取費用はご負担下さい(1万円程度)。かかりつけの病院で採取が出来ない場合は、当事務所で採取可能な病院(大阪には提携病院が3箇所ございます。)を紹介させていただきます。
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Q. 母親なしで父子関係を調べるためのDNA鑑定を実施できますか?
- 原則として母親の参加をお願いしていますが、状況によって受託可能です。
DNA鑑定は非常に高い識別判断能力があるので、母親が参加できない場合でも、鑑定することができます。ただし、後日の紛争をさけるために、母親が参加できない事情をお聞きいたします。子供の福祉の観点等からお断りする場合もございます。
- 原則として母親の参加をお願いしていますが、状況によって受託可能です。
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Q. 公的DNA鑑定(裁判用)と私的DNA鑑定の違いは何ですか?
- 公的DNA鑑定は、裁判、調停または大使館(領事館)や入国管理局において、証拠として提出しても可能なように、採取記録書を鑑定書に添付します。採取記録書は、採取時間や採取場所、本人の写真、拇印等の記載があり、採取の事実を鑑定機関が証明するものです。裁判等の用途で用いられることが多いため、法的DNA鑑定とも呼ばれます。
私的DNA鑑定の鑑定書には、公的利用ができない旨の記載があります。私的DNA鑑定の鑑定書には、採取記録書が添付されていません。単に当事者間での確認でいいという場合でも、鑑定書の体裁(採取時の記録写真の添付が望ましいなど)を気にされる場合は、公的DNA鑑定をご利用ください。
結果だけが関心事であり、とくに公的機関に提出することを予定しているわけではないという場合は私的DNA鑑定で十分ですが、鑑定後に、親族の方から、第三者が採取したという証明がないといった点から、再度公的DNA鑑定を行うべきではないか、といった問題提起がでるケースがあります。ご親族の強い関心事でもある場合は、公的DNA鑑定をおすすめしています。
また、当事者に弁護士の代理人がついている場合に、代理人が立ち会うという理由で私的DNA鑑定のお申し込みをされるケースもあります。なお、両鑑定とも、精度は同じです。ご来所いただけましたら、両鑑定書のサンプルをお見せすることが可能です。なお、当事者が同席できない場合は公的鑑定をご選択ください。
- 公的DNA鑑定は、裁判、調停または大使館(領事館)や入国管理局において、証拠として提出しても可能なように、採取記録書を鑑定書に添付します。採取記録書は、採取時間や採取場所、本人の写真、拇印等の記載があり、採取の事実を鑑定機関が証明するものです。裁判等の用途で用いられることが多いため、法的DNA鑑定とも呼ばれます。
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Q. 料金が安くて不安なのですが、大丈夫ですか?
- 依頼者の便宜を考えて、最低の料金設定をしております。鑑定精度に問題は全くありません。裁判所からの嘱託実績があることからもご理解いただけると思います。
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Q. 非常に安価なDNA鑑定会社がありました。大丈夫なのでしょうか。
- 採取試料を郵送にて行うなど、政府ガイドラインへの遵守や個人情報保護法令に準じた扱いを行っていないケースがあるものと思われます。また、採取者への教育がなされていない、必要なコンサルティングを実施していない、セキュリティ体制に不備があるなどの問題があるケースがあるかもしれません。お会いになられてご判断されることをお勧めします。
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Q. DNA鑑定のための解析も御社事務所で行われるのですか。
- DNA採取、必要書類の作成を当事務所で行った上で、解析、鑑定書作成は裁判所の嘱託鑑定で実績のあるローカス社(東京都)が行います。最新の技術を有し、FBI等の公的機関から信頼の厚い在米研究所と提携している信頼性のおける鑑定機関です。
- DNA採取、必要書類の作成を当事務所で行った上で、解析、鑑定書作成は裁判所の嘱託鑑定で実績のあるローカス社(東京都)が行います。最新の技術を有し、FBI等の公的機関から信頼の厚い在米研究所と提携している信頼性のおける鑑定機関です。
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Q. 弁護士ですが、立ち会いや、DNA鑑定のための採取場面を録画することは可能ですか?
- もちろん、可能です。本人様のご同意があれば、どなた様でもお立ち会いいただけます。入国審査官、裁判所書記官に立会いただくこともございます。
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Q. 入国管理局への提出書類ですが、公的(裁判用)DNA鑑定を選択しなければならないのでしょうか?
- 官庁に提出する書類は、基本的に公的DNA鑑定をご選択ください。ただし、審査官等より私的DNA鑑定でも可能と承諾をいただく場合がありますので、担当審査官にお問い合わせください。
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Q. 御社のDNA鑑定の信頼性はどの程度なのですか?
- 平成22年4月現在で、東京高等裁判所管内の裁判所だけで、600件以上のDNA鑑定嘱託実績があるDNA鑑定です。総計は5000件を超えています。そのことからも、ご信頼いただけるDNA鑑定であることをご理解いただけるものと存じます。
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Q. 御社のDNA鑑定の精度はどの程度なのですか?
- 前述の通り、裁判所でも認めていただいているとおり高い精度を誇ります。
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Q. DNAを採取するのは誰ですか?
- SPECIMEN COLLECTORS (認定DNA採取者)と呼ばれる、法的用途での厳格なDNA鑑定を実施する者が、当事務所のDNA鑑定採取手続のすべてをとり行います。DNA鑑定は人の人生に強い影響力を有する極めて重要な手続であるため、必要かつ適切な教育、トレーニングを十分に受け、研究機関より認定を受けている者のみが手続を実施します。そうした採取者がDNA採取を実施することにより、DNA試料は適切に採取され、汚染されない状態に保存され、解析に付されます。また、参加者の同一性確認を証明書等を通じて実施した上で、あらゆる必要書類の作成を採取者自ら行います。裁判所や入国管理局、その他の公的機関により認められるためのプロセスが、上記のような採取者による完全な手続の実施により実現されています。
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Q. 父と疑われる方の髪の毛では鑑定してもらえないでしょうか。
- 毛根がついている髪の毛を10程度いただける場合は、可能です(やむをえない場合はそれ以下でも受付可能)。私的DNA鑑定のみになります。毛髪よりも、タバコの吸い殻、ガム、その他の体液(唾液、血液、精液)の付着したものをお勧めいたします。ただし、口腔粘膜から直接採取する場合と異なり、DNAが確実に採取できることを保証することができませんのでご注意ください。また、検査精度を高めるために、別の検査が必要な場合がございます(必要な際は別途ご連絡いたします)。毛根がついていない髪の毛(毛幹部)でのDNA抽出可能性はきわめて低いため、お勧めしていません。髪の毛のような本人確認が当社でできないサンプルについては鑑定書においては氏名等の個人情報を特定する情報を記載することはできません(私的DNA鑑定)。
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Q. 子のへその緒で親子DNA鑑定関係が鑑定できますか。
- 可能です。私的DNA鑑定のみになります(お子様の氏名は鑑定書に出ません)。ただし、口腔粘膜から直接採取する場合と異なり、DNAが確実に採取できることを保証することができませんのでご注意ください。なお、へその緒は、血液の凝固部分を5mm程度いただくことになります。切り取った部分以外はご返却可能です。また、検査精度を高めるために、別の検査が必要な場合がございます(必要な際は別途ご連絡いたします)。
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Q. 亡くなった方の遺骨を用いて鑑定を依頼できますか。
- 通常、遺骨は高熱で焼かれているため、DNAの成分であるタンパク質が分解されてしまっており、鑑定結果をお出しできる可能性は極めて低いといわざるをえません。
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Q. 入国管理局から、母子の親子関係を証明する資料の提出を求められました。
そのついでに、父と子の親子関係も鑑定していただきたいのですが、可能でしょうか。- 可能です。母子鑑定の鑑定書と、父子鑑定の鑑定書をお出しいたします。
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Q. 子供2人を鑑定に参加させる場合の料金はいくらですか?
- 1人ぶんは、基本料金に含まれています。1人追加につき私的DNA鑑定鑑定で30,000円追加。公的DNA鑑定鑑定で40,000円追加です。
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Q. 男性2人を鑑定に参加させる場合の料金はいくらですか?
- 1人追加につき私的DNA鑑定鑑定で30,000円追加となります。公的DNA鑑定鑑定で40,000円追加です。
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Q. 鑑定書の謄本(副本)を1通つけていただくための料金はいくらですか?
- 公的DNA鑑定は、無料です。私的DNA鑑定の場合は5,400円です。
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Q. だれが採取手続を行うのですか?
- 当事務所では、法律上の守秘義務を負い、認定採取者であり、鑑定について多数の経験のある行政書士がまたはその補助者が、DNA(口腔粘膜細胞可能)の採取、事実証明に関する必要書類の作成を鑑定機関ローカス社の指定代理人として担当させていただきます。
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Q. 自分たちで採取して、御社に送付することはできないのですか?
- DNA鑑定は、法律家等専門家による第三者の立会が、鑑定の信頼性確保、紛争防止、子供の福祉のためにきわめて重要であるため、当事務所では被検者で採取していただくような手続は実施しておりません。そのような厳格な手続であるために、行政機関においては「私的DNA鑑定でも可」としていただくことがあります。
よく、実際に採取していただている際に、「一度は、自分たちで採取するサービスを利用しようと思ったけど、やめてよかった」という声をいただいております。後から「ちゃんと採取できていたのだろうか?」という不安がでてきたり、適切に送付がなされたのか、相手方当事者が不信感を抱く場合が多いので、被検者方で採取、郵送する簡易なサービスのご利用はお勧めいたしません。
- DNA鑑定は、法律家等専門家による第三者の立会が、鑑定の信頼性確保、紛争防止、子供の福祉のためにきわめて重要であるため、当事務所では被検者で採取していただくような手続は実施しておりません。そのような厳格な手続であるために、行政機関においては「私的DNA鑑定でも可」としていただくことがあります。
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Q. どうして、日本の研究機関で解析しないのですか。
- 日本と比べてDNA鑑定が一般的なものになっている米国では、その需要のために最新の解析装置を導入する事が可能となっています。当事務所では、最先端の技術を利用するために、米国有数の研究機関と提携しているローカス社の鑑定を採用しています。以上の理由のために、国内で解析を行っている鑑定機関との提携は行っておりません。
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Q. 現在、調停を起こそうかと考えています。その前に御社で鑑定を受けてもよいでしょうか。
- 親子関係をあらかじめ科学的に証明しておかれることは有意義だと存じます。そのような鑑定依頼は多数ございます。公的DNA鑑定を受けておられれば、証拠として提出することも可能となります。
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Q. すでに、現在調停中です。御社で鑑定を受けてもよいでしょうか。
- すでに調停中の場合、裁判所を通じてのDNA鑑定を求められることがありますので、担当の裁判所書記官にご相談ください。
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Q. 結婚中ですが、夫とは別の人との間に子供ができました。
法律上は、夫の子となってしまうようですが、どのようにすれば、夫婦の戸籍に子供が入らずにすむのでしょうか。- 家庭裁判所に嫡出推定が及ばない(夫の子ではない)ような事情の存在の認定を含む審判や判決を受け,その裁判書の謄本と確定証明書を役所の戸籍窓口に提出してください。具体的には、家庭裁判所において、夫に嫡出否認の訴えを起こしてもらうか、子(母親)から、夫に対して親子関係不存在確認の調停を起します。明らかに夫の子ではないといえる客観的な生活の実態があるような場合(夫が海外にいた)や、夫と連絡がつかないような場合は、子から、「別の人」に対する認知の調停も認められる場合があるでしょう。いずれにしても、DNA鑑定の結果が有力な証拠となります。
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Q. 離婚後、300日以内に子供が出生しましたが、婚姻中に他の男性との間でできた子供です。
法律上は、前夫の子となるようですが、どのようにすれば本当の父親の戸籍に入れるのでしょうか。- 家庭裁判所に嫡出推定が及ばない(前夫の子ではない)ような事情の存在の認定を含む審判や判決を受け,その裁判書の謄本と確定証明書を役所の戸籍窓口に提出してください。
具体的には、家庭裁判所において,前夫を相手方として,子と前夫の間の親子関係の不存在を確認することを求める親子関係不存在確認の調停手続を取ります(または、前述の嫡出否認の訴えを前夫に起してもらいます)。この調停手続において,当事者が合意し,裁判所が事実関係を調査した上で その内容を正当と認めれば,合意の内容に沿った審判がされます。これらの調停手続の中で嫡出推定が及ばない事情があることを明らかにして審判を受ければお子さんについて前夫の子でない扱いをすることができます。申し立ての際にDNA鑑定の結果を証拠として提出することで、手続がスムーズに進むでしょう。
- 家庭裁判所に嫡出推定が及ばない(前夫の子ではない)ような事情の存在の認定を含む審判や判決を受け,その裁判書の謄本と確定証明書を役所の戸籍窓口に提出してください。
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Q. おつきあいしている女性が、前夫と離婚後、300日以内に私の子供を産みました。
出生届を出そうとすると、前夫の子になることを市役所の職員に説明されました。
どのようにすれば本当の父親の戸籍に入れるのでしょうか。子(法定代理人は母親)から、認知調停の申立を家庭裁判所にすればよいのでしょうか。- 家庭裁判所に嫡出推定が及ばないような事情の存在の認定を含む審判や判決を受け,その裁判書の謄本と確定証明書を役所の戸籍窓口に提出してください。
具体的には、家庭裁判所において,母親から、前夫に対して、子と前夫の間の親子関係の不存在を確認することを求める親子関係不存在確認の調停手続を取ります。
この調停手続において,当事者が合意し,裁判所が事実関係を調査した上で その内容を正当と認めれば,合意の内容に沿った審判がされます。これらの調停手続の中で嫡出推定が及ばない事情があることを明らかにして審判を受ければお子さんについて前夫の子でない扱いをすることができます。出生届を出していなければ、前夫の戸籍に入ることはありません。
申し立ての際にDNA鑑定の結果を証拠として提出することで、手続がスムーズに進むでしょう。ただし、前夫との別居歴が長いなど、明らかに婚姻中の妊娠ではないことが裁判所によって認められるような場合は、DNA鑑定は不要となります。
なお、認知調停の申立は、どうしても前夫に対して申立ができないような場合に限られます。たとえば、前夫が行方不明であったり、前夫にDV癖があるような場合です。原則として、親子関係不存在の調停の申立を行います。詳しくは家庭裁判所にお問い合わせください。
- 家庭裁判所に嫡出推定が及ばないような事情の存在の認定を含む審判や判決を受け,その裁判書の謄本と確定証明書を役所の戸籍窓口に提出してください。
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Q. 親が認知症で、成年後見人が選任されています。親の同意だけでDNA鑑定をしていただくことは可能でしょうか。
- 成年後見人の参加が必ず必要です。必要書類への記載には後見人の署名も必要となります。
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Q. 兄には子がいますが、戸籍上の子ではありません。私と、兄の子の血縁関係を鑑定してもらい、その子が兄の子であることを証明することは可能でしょうか。
- あなたと、お兄様の他に兄弟がいない場合、おじであるあなたと、甥であるその子の血縁関係(おじ=甥関係)が肯定された場合、その子が兄の子であることが推定されることになります。おじ=甥の鑑定で肯定の結果が出て場合、その結果をお兄様に示し、親子鑑定に協力していただくのがいいのではないでしょうか。
おじ=甥鑑定の費用は、155,000円(私的)、197,000円(公的)です。
- あなたと、お兄様の他に兄弟がいない場合、おじであるあなたと、甥であるその子の血縁関係(おじ=甥関係)が肯定された場合、その子が兄の子であることが推定されることになります。おじ=甥の鑑定で肯定の結果が出て場合、その結果をお兄様に示し、親子鑑定に協力していただくのがいいのではないでしょうか。
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Q. 万一の事故の場合に備えて、DNAを採取していただくことは可能でしょうか。
- 可能です。紛争地域への出張、天災等に備えてご自身や家族のDNAのデータを残したいという要望にお応えしております。
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Q. DNAとは何ですか?
- DNA(デオキシリボ核酸)は人間の身体の細胞の中にある遺伝物質です。あらゆる核を持つ細胞には、染色体があり、22対44本となっている常染色体と性別を区別する性染色体(男性はXY、女性はXX)と呼ばれる2箇所を含め 、46本あります。
現時点での科学の解釈では、人を作り上げるには46本の染色体が必要です。つまり、人は実の父親、母親からそれぞれ23本づつ半分の遺伝物質を受け継ぐことになります。
DNA鑑定は血液型検査よりはるかに多くの箇所から調べることが可能です。血球、ほおの粘膜、身体組織のサンプル、精液を含むあらゆるタンパク質を含む箇所から検査が可能です。当事務所では一番、ご本人樣方の負担の少ない、ほおの粘膜を採取して検査します。
ABOなどの血液型やRh型が一般的にはDNA鑑定より知られていますが、個人を識別する高い能力はありません。一卵性双生児を除いて、すべての人のDNAは独特です。それは指紋のようにとても明確な特徴を有しているため、DNA鑑定はきわめて有益な鑑定として考えられています。
- DNA(デオキシリボ核酸)は人間の身体の細胞の中にある遺伝物質です。あらゆる核を持つ細胞には、染色体があり、22対44本となっている常染色体と性別を区別する性染色体(男性はXY、女性はXX)と呼ばれる2箇所を含め 、46本あります。
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Q. 御社は鑑定を行うために、行政機関からの許認可を得ているのですか?
- 親子鑑定の行うために必要な許認可はありません。鑑定方式や鑑定機関、過去の実績等から鑑定内容に信頼をいただいています。とくに、裁判所からは高い信頼を受けていますのでご安心ください。
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Q. DNA親子鑑定結果で証明される親子関係はどの程度なのでしょうか?
- DNA親子鑑定では、親子関係を証明する確率は、肯定の場合は99%以上、否定する場合には100%の否定(0%)です。鑑定から、明らかな結果がわかります。
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Q. もし2名の父親と思える人物が近親だったらどうしたら良いでしょうか?
- 母親が鑑定に参加している場合は、父親と思える2人の人物が近親者であっても鑑定結果に影響はありません。99%以上または0%の確率で鑑定されます。母親が参加できない場合でかつ2人の父親と思われる人物が近親者の場合は、両者とも鑑定に参加されることをお勧めします。
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Q. 鑑定をするとき、血液の方が、口腔粘膜細胞より正確ですか?
- いいえ。
粘膜細胞は、当事務所のDNA採取キットを使用することで血液と同じ精度の結果を得ることできます。 一般的に、鑑定に必要とするサンプルが血液から粘膜細胞収集の方法に移行しています。DNAはあらゆる体細胞で同じでなので、粘膜細胞を採る綿棒で採取された細胞で検査を行った鑑定の精度は血液を使用する場合と同じです。口腔粘膜細胞は口の内部をこするようにして採取します。このサンプルからDNAを抽出できます。この手順は、注射も使用せずまったく無痛です。DNA技術が一般的になる前は、父系を決定する唯一の方法は、ヒト白血球抗原を分析することでした。ヒト白血球抗原は赤血球と白血球上に存在しているだけです。そして血液を使用しなければなりませんでした。また、出産後6カ月になるまで採血することができませんでした。2000年のアメリカ血液銀行協会のデータでDNAを使用した報告書によると、66万2567個(全体の80%)のサンプルが、綿棒を使用したとされており、また13万2851件(全体の20%)が血液試料であると表しています。
- いいえ。
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Q. 16ローカス(遺伝子(染色体)上の個人識別に使う場所)以上の識別による鑑定は可能なのでしょうか。
- 可能です。個人識別には16ローカスでの検討で十分な場合がほとんどですが、検査内容によってはより多くのローカスを分析して鑑定を実施することがあります。また、ご希望によってさらに分析するローカスの範囲を広げることも可能です。
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- DNA鑑定に関するよくある質問